今回施工させていただきました、お客様の近くには、犀川という大きな川があります。その為、川の石が大量に
敷地内ににあったので有効利用させていただきました。
今回のテーマは 和の外構 です。本宅と別宅の間の通路を主に仕上げ、駐車場周りも治めました。
北信地域では、積雪や雨で滑る可能性のある、川石はあまり使われていません。
今回、久しぶりに川石を使用しましたが、水に濡れた時の艶やかな感じは山石にない品があります。
奥行きもある為、京都のお茶屋さんみたいな風情です。ですから、時間もかかりました・・
内容的には、大きめの川石の表面をビシャンがけし、滑り止めを施し
細い園路の終わりに、洗い出し舗装を楕円形に施工し、川石と合わせました。
洗出し舗装の中に、入り口側で使用している御影の板石を印象づけでいれました。
園路は地元の鉄平石の小径です。
お客様と打ち合わせの際、和の趣を希望されておりましたので、和の技巧を全力で施工しました。